陳綺貞のライブ観賞に台湾へ!

飛行機で日本から台湾へ、陳綺貞のライブに参戦した感想を。
陳綺貞(チェン・チージェン、チアー・チェン)は台湾の女性シンガーソングライター。今年でデビュー20年を迎え、今回は20周年の記念となるライブでした。彼女のライブはマカオや杭州で観たことがあるけど、地元台湾のライブはこれが初めて。台湾のファンたちと盛り上がり楽しんできました。



まず、半年前のチケットの予約に遡ります。1、2日目のチケットは秒殺で売り切れ。チケットの発売時刻になると申し込みのサイトがフリーズするほどパンク状態に。諦めかけていたけれど、追加公演として発売された3日目を奇跡的に取ることが出来ました。取れた席は、ちょっと見にくいステージ真横のスタンド席。チケット代は、2480台湾元(約8680円)なので、日本のライブとさほど変わらない価格のような気がします。
チケットは現地で引き換え。飛行機で来てライブが観れなかったらどうしようと、実際にチケットを受け取るまで不安でした。ibonというセブンイレブンの端末を自分で操作して、レジで受け取る方法です。端末は中国語だけど、日本のFamiポートやLoppiと同じ感覚で操作して、5分ぐらいで受け取れました。

会場の台北アリーナ「台北小巨蛋」は1万人も収容できる巨大なホール。これを3日間ソールドアウトするのだから、台湾での人気はすごいです。アリーナの中の店舗には、猫カフェも入っていました。


席には、新聞っぽくデザインされたパンフレットと特大ポスターが各席に置いてありました。中国語だから読んで理解できないのが残念。隣の人に頼まれて写真を撮り合ったり、お話ししたりして、開演までの時間を待つことに。

1曲目「每天都是一種練習」は、ステージのカーテンが開かないままスタート。薄いカーテンから透けて見える演出のよう。前半はしっとり聴く感じが多かった。



休憩後の後半戦、「跳舞吧」という曲から。跳舞吧とは、日本語で踊りましょうの意味。直径3メートルはありそうな巨大な白黒の風船をアリーナ席の観客の頭上でごろごろさせ、照明が会場を、綺貞はアリーナ一番奥の高い位置から歌うという、アリーナが巨大なライブハウスのようなでこの日一番の盛り上がりに。


台湾はライブ中のスマホでの撮影は自由みたいなので、自分も撮りまくりました。
アンコールは5曲。会場全員からの「安可」コールがすごかった(安可は日本語でアンコールのこと)。アンコール専用のグッズを持参のファンもいたりして。さすが「安可女王」とも言われている陳綺貞です。
2回目のアンコールもすごかったが成立せず、終演のアナウンスが流れるとお客さんが徐々に帰りはじめているのをよそに余韻に浸っていると、綺貞が戻ってきて「九分的咖啡店」を歌ってくれました。あとで知ったのですが、2回目のアンコールがあったのは最終日だけだったそうです。
前月に発売されたアルバムの曲はほとんど歌ってくれて、自分の好きな曲「Self」「旅行的意義」「還是會寂寞」も生で聴けて満足でした。海外でライブ鑑賞も楽しいですよ。

セットリスト


(1) 每天都是一種練習
(2) 會不會
(3) self
(4) 傷害
(5) 太陽
(6) 小船
(7) 變色龍
(8) 殘缺的彩虹
(9) 沙發海
(10) 雨水一盒
(11) 和你在一起
(12) 華生
(13) 腐朽
(14) Sentimental Kills
(15) 躺在你的衣櫃
ーー休憩ーー
(16) 跳舞吧
(17) 快速動眼
(18) 還是會寂寞
(19) 魚
(20) 女明星
(21) 1234567
(22) 吉他手
(23) 讓我想一想
(24) 最初的起點
ーーアンコールーー
(25) 台北某個地方
(26) 旅行的意義
(27) 漫漫長夜
(28) 觀察者
(29) After17
ーーアンコール2ーー
(30) 九分的咖啡店