珍しいタウナギのやきそば「阿輝炒鱔魚」

日本では見たことも聞いたこともない「タウナギ」を一度食べてみたくて、タウナギ料理専門店「阿輝炒鱔魚」へ。台南では有名なお店で、私が行ったのは台北の支店です。

タウナギは中国語で「鱔魚」と書き、シャンユィと読みます。日本語では田んぼのうなぎで「タウナギ」と呼ばれますが、ウナギとは全く別の魚です。日本ではほとんど聞かない魚ですが、台湾・中国ではポピュラーで、精力が付く魚として食べられているそうです。今回注文したのは「乾炒鱔魚意麵」、やきそばです。

タウナギは身が開いてあり、小さいうなぎの蒲焼のようにも見えますが、やっぱり違いました。小骨は取り除いてあり一切ありません。タウナギの身は薄く、締まっているので歯ごたえがあります。味も想像していたのとは違い、脂はのっておらず淡白な味でした。でも、このやきそばは麺料理として、かなり美味しかったです。

他の具はタマネギだけです。甘い醤油のような味付けがポイントで、具と麺が焦げるギリギリ前まで焼かれて、香ばしさが堪らなく病みつきになりそうです。具と麺の相性は抜群で、タウナギの身が締まっているからこそ焼いても崩れず、弾力のある身とやや太めの麺の食感を口の中で同時に楽しめて美味しいです。 食べてみる価値はあります。旅の思い出に是非どうぞ!








阿輝炒鱔魚 台北店
台北市中山區長春路89-5號
URL: http://jp0225318053.tw.tranews.com/