2014年⑧ バスで客家の町「美濃」

高雄の中心から約50kmの町、美濃(メイノン)へ。古くから客家人が住む町です。


①バスで美濃へ

高雄駅の南口(前站)を出て、左に2~3分歩くと、高雄客運というバス会社のバスターミナルがあります(台湾ではバス会社ごとにバスターミナルが違うことの方が多い)。美濃行きのバスはそこから1時間に1~2本出ています。今回は8025系統の六亀行きに乗りました(※2019年現在、バス路線が変わっているようなので注意してください)。運賃は136元です。ローカル停車のバスなので時間がかかります。高鉄左營駅からは高速バスも出ているので、帰りは。写真左は美濃のバス停。写真右は高雄のバスターミナルで撮った時刻表です。




②客家料理の店「林家粄條」

客家料理が食べたくて「林家粄條」に立ち寄りました。注文したのは乾粄條(40元)、野蓮の炒め物(100元)、冬瓜封(50元)。美濃で一番食べたかったのが「粄條」。粄條とは、お米の粉で作った少し幅の広いきしめんのような客家料理の麺です。乾粄條は汁なしの麺で、揚げたネギとニンニクを混ぜたものがに乗っていて麺に絡ませて食べます。麺自体は舌触りと喉ごしがよかったです。野蓮の炒め物はシャキシャキして美味しいかったです。





URL:http://076813147.tw.tranews.com/
住所:高雄市美濃區美興街25號(地図
営業時間:10:00~16:00


③「東門冰菓室」

住宅街を10分ぐらい歩いて辿り着いたのが「東門冰菓室」。食べたのは「紅豆牛奶清冰」(30元)、あずきミルク味です。清冰はアイスというかシャーベットのような食感で口の中で崩れる感じがよいです。ただ甘いだけでなく、ほんのりバナナ味がします。これに、甘納豆のような乾燥したアズキと練乳がかけてあります。甘くて懐かしい味です。お店は、60年以上続き、ちょっとした地元の人が使うような日用雑貨が普通に売られています。





URL:張小瑋さんの個人ページ(中国語)
住所:高雄市美濃區民族路20號(地図
営業時間:05:30~21:00

④「客家民俗村」

美濃の町から3kmぐらい離れたところにある「客家民俗村」。「舊茶亭」というバス停で降ります。客家料理の食堂や工芸品のお土産屋さんがあるぐらいです。民族村というイメージとはちょっと違うような・・・。
ガイドブックにも書いてあった客家擂茶というお茶を飲んでみたくて、「客家擂茶館」という立派な建物のお店に入り注文してみると、出されたのが紙コップ!ちょっとがっかり。氷と抹茶と炒った玄米が入った甘い味のするお茶でした。
ここは美濃や旗山から数キロ離れているのでバスでの移動がメインです。本数はあまり多くないのでバスの時間を調べてからの見学をお勧めします。






URL:http://www.meinung-folk-village.com.tw/
住所:高雄市美濃區中山路二段421巷80號(地図
営業時間:平日8:30~17:00、休日8:00~18:00